潜在意識で現実は変わる?「いい気分」だけでは動かなかった私の突破口

潜在意識で現実は変わる?「いい気分」だけでは動かなかった私の突破口

「潜在意識で現実は変わる」とよく聞くけれど、実際には「何も変わらなかった…」と悩んでいませんか?
私自身も「ポジティブでいれば大丈夫」「ノートを書けば叶う」と信じて努力してきましたが、現実はまったく動かず苦しい日々が続きました。
だけど、潜在意識の仕組みを正しく理解し、本音や行動を整えたときから、少しずつ人生は変わり始めたのです。
この記事では、「潜在意識と現実がなぜ結びついているのか」「どうすれば現実を動かせるのか」を、私の体験談をもとにお話しします。

目次

現実が変わらなかった頃の私

現実が変わらなかった頃の私

潜在意識や引き寄せの法則を学び始めた頃の私は、「どうして現実が動かないのだろう」と何度も立ち止まりました。
頭では「うまくいくはず」と思っていても、実際の生活は変わらず、むしろ苦しくなることも多かったのです。

「ポジティブでいればいい」って信じてたけど、何も変わらなかった

潜在意識や引き寄せの法則を知ったばかりの頃、私は「とにかく前向きでいれば大丈夫」と思い込んでいました。
どんなに落ち込むことがあっても「私は幸せ」「すべて順調」と言い聞かせて、無理に笑顔を作っていました。
でも現実は、そんな私をあざ笑うかのように何も変わらなかったのです。
むしろ、表面上のポジティブに疲れ果てて、心の奥では「こんなことをしても意味がない」という諦めの気持ちが広がっていました。

思い返せば、私がやっていたのは「心のごまかし」でした。
本当は不安やイライラでいっぱいなのに、それを認めるのが怖くて、ポジティブの仮面をかぶっていただけだったのです。
潜在意識は嘘を見抜くので、いくら口で「大丈夫」と言っても、心の奥の「不安」が優先されてしまいます。
だからこそ、現実が変わらなかったのも当然だったのだと、今なら分かります。

学んだこと

  • 「ポジティブでいなきゃ」という思い込みは逆効果になりやすい。
  • 潜在意識は心の奥の本音を反映するので、ごまかしは効かない。
  • 「いい気分」を無理やり作るのではなく、素直な気持ちを受け入れることが大切。

願いノートを100冊書いても叶わない絶望

あるとき私は「願いをノートに書けば現実が変わる」という方法を知り、夢中で取り組みました。
「理想の仕事が欲しい」「もっと自由なお金が欲しい」「素敵な恋人が欲しい」。
そんな願いを、ノートに毎日のように書き続けました。
気づけば100冊以上のノートが積み上がっていました。

けれども、現実はほとんど動きませんでした。
「これだけやっても叶わないなんて、私には力がないのかも」と思うようになり、むしろ自己否定ばかりが強くなっていったのです。
今思うと、願いを書きながら「どうせ無理だろう」と心の奥で信じていたのでしょう。
潜在意識は「言葉」よりも「本音」に従います。
どれだけ願いを紙に書いても、心の奥が否定していれば、その通りの現実が続いてしまうのです。

当時の私のパターン

やっていたこと 潜在意識に届いていたメッセージ
ノートに「幸せになりたい」と書く 「私はまだ幸せじゃない」
「お金持ちになりたい」と書く 「私はお金が足りない」
「素敵な人に出会いたい」と書く 「私は愛されていない」

このように、ノートに書いた願いよりも、そこに込めた不足感が潜在意識に強く刻まれていたのです。
だから現実は変わらず、叶わない状況が続いてしまいました。

「努力=報われる」と思い込んでいた潜在意識の罠

私はずっと「努力すれば結果が出る」と信じてきました。
学生時代も社会人になってからも、その考え方に支えられてきた部分があります。
でも、潜在意識の世界ではこの思い込みが落とし穴になることを知りました。

願いを叶えるために、アファメーションを必死で繰り返したり、瞑想やワークを「やらなきゃ」と頑張ったりしていました。
ところが、その「必死さ」自体が「まだ足りない」「まだ叶っていない」という不足感を強めてしまっていたのです。
潜在意識は「頑張る=足りない」という前提をキャッチするので、努力すればするほど「叶わない現実」を再生産してしまう。
そんな皮肉な結果を引き寄せてしまいました。

努力が逆効果になるパターン

  1. 「もっとやらなきゃ」と焦りながら取り組む
  2. 「これをやらないと叶わない」と義務感で続ける
  3. 「結果が出ないのは自分のせい」と責めてしまう

今振り返れば、潜在意識は「頑張らなきゃ」と力んでいる時よりも、自然体でリラックスしている時の方が素直に動きます。
現実が変わらなかった大きな原因は、「努力で潜在意識をねじ伏せよう」としていたことだったのです。

潜在意識が現実をつくる仕組み

潜在意識が現実をつくる仕組み

「どうして思っていることが現実になるの?」。
潜在意識に興味を持った人なら、一度は疑問に感じたことがあると思います。
私自身も「気分をよくするだけで、なぜ現実が変わるの?」と腑に落ちない時期がありました。

潜在意識は「自動操縦プログラム」

私たちは一日の大半を無意識で過ごしています。
朝起きて歯を磨き、通勤の道を歩き、会話をするときも、ほとんどの行動は考えなくても自然にできています。
これは、潜在意識が「自動操縦プログラム」のように働いているからです。
一度身についた習慣や思考は、頭で意識しなくても繰り返されるのです。

例えば「私は運が悪い」と思い込んでいる人は、無意識にネガティブな出来事を探しやすくなります。
逆に「私はいつも助けられている」と信じている人は、同じ出来事でも「ありがたい」と受け取ります。
現実そのものが違うのではなく、潜在意識のプログラムが「どう解釈するか」「どんな行動を選ぶか」を決めているのです。

潜在意識=私たちの行動や選択を左右する裏側の設定
だからこそ、このプログラムを書き換えることができれば、日常の選択や出会う出来事まで変わっていきます。

なぜ「思考パターン」が現実化するのか?(脳科学・心理学的視点)

脳には「RAS(網様体賦活系)」という仕組みがあります。
これは簡単にいうと「自分にとって大事だと思っている情報を優先的に拾うフィルター」です。
例えば「赤い車が欲しい」と思った途端、街中で赤い車ばかり目につくようになりますよね。
これはRASの働きです。

この仕組みは、潜在意識の信念ともつながっています。
「私はできない」と思っていれば、できない理由ばかりを見つける。
「私は愛される」と思っていれば、愛される証拠を探し続ける。
人は無意識に、自分の思考パターンを裏付ける証拠を集めてしまうのです。

その結果、同じ状況にいても、人によって見える世界が違います。
潜在意識に刻まれたパターンが、その人の現実の色を決めるというのは、こうした脳の仕組みから説明できるのです。

引き寄せの法則と潜在意識の違い

「引き寄せの法則」と「潜在意識」はよく一緒に語られますが、実際には焦点の当て方が少し違います。
引き寄せの法則は「望むものに意識を向ければ、それが引き寄せられる」という考え方。
一方、潜在意識は「心の奥で信じていることが現実になる」という仕組みです。

例えば「お金持ちになりたい」と願っても、心の奥では「私はお金に縁がない」と信じていれば、潜在意識が優先されます。
つまり、表面的な願望よりも、深い信念が現実をつくるのです。

引き寄せ=願望に意識を向けること
潜在意識=本音の信念が現実化すること

この違いを理解すると、「なぜ願っても叶わないのか」が腑に落ちます。
本当に現実を変えたいなら、潜在意識にある本音の信念を見直すことが必要なのです。

いい気分だけじゃ足りない理由

いい気分だけじゃ足りない理由

潜在意識や引き寄せの法則を学ぶと、多くの人が「とにかくいい気分でいればいい」と思いがちです。
もちろん気分は大切です。気分が良ければ前向きな行動もしやすくなります。
でも、現実を本当に変えるには「気分」だけでは足りません。
私自身も、ただポジティブな言葉を繰り返すだけでは動かない現実に何度もぶつかりました。

「感情中毒」では現実は変わらない

潜在意識の活用において「気分よくいること」は確かに大切です。
しかし、そこにとらわれすぎてしまうと「感情中毒」に陥ることがあります。
つまり、気分の上下だけを追いかけて、本当に必要な行動や選択を置き去りにしてしまうのです。

例えば、気分を高めるために音楽を聴いたり、カフェでリラックスしたりするのは良いことです。
でも、それを「現実を変える唯一の手段」と勘違いしてしまうと、「気分はいいけど生活は変わらない」という状態に陥ります。

感情に酔うことと、現実を動かすことは別
気分を整えることはスタート地点に過ぎず、その後にどんな行動を選ぶかが現実化につながります。

本音と行動がズレていると潜在意識は混乱する

潜在意識は「心の奥の本音」と「実際の行動」の一致をとても重視します。
口では「成功したい」と言いながら、心の奥では「私には無理」と思っていたり、行動では「挑戦を避ける」選択をしていたりする。
このように本音と行動がズレていると、潜在意識は混乱し、現実も動きにくくなります。

私自身も「豊かになりたい」と言いながら、実際にはお金を受け取ることに罪悪感を持っていました。
その結果、せっかくのチャンスを自分から手放してしまうことが多かったのです。

潜在意識は言葉よりも一貫性を重視するので、本音・思考・行動をそろえることが大切です。
自分の心と行動が同じ方向を向いたとき、現実はようやく動き始めます。

「私はできない」を握りしめたままでは何も起きない

一番厄介なのは、心の奥にある「私はできない」という思い込みです。
これは幼い頃の経験や人から言われた言葉などで無意識に刷り込まれていることが多く、自分では気づきにくいものです。

この思い込みを持っていると、どれだけ「できる」と言葉にしても、潜在意識は「できない」を優先します。
結果として、挑戦の前に諦めたり、せっかくのチャンスを「私には無理」と断ってしまったりします。

「私はできない」という信念は現実を止めるブレーキのようなものです。
これを外すことが、現実化の大きな一歩になります。
まずは「本当はやってみたいけど怖いこと」を小さく試すこと。
その積み重ねが「私にもできる」という新しい証拠になり、潜在意識を書き換えていくのです。

私が現実を変えられた3つの転換点

私が現実を変えられた3つの転換点

ここまでお話してきたように、私は「いい気分でいればいい」「ノートに願いを書けばいい」と思い込み、何年も変わらない現実に苦しんでいました。
そんな私が少しずつ抜け出せたのは、いくつかの大きな転換点があったからです。
どれも特別な才能や環境が必要なものではなく、誰にでも取り入れられるシンプルな気づきでした。

① 「自分責め」をやめた瞬間、現実が動き始めた

以前の私は、何かがうまくいかないとすぐに「私の努力が足りないからだ」「私には価値がないからだ」と自分を責めていました。
そのたびに気分が落ち込み、「もっと頑張らなきゃ」という悪循環にハマっていたのです。

ところがあるとき、友人から「自分を責めている限り、潜在意識は“私はダメな人”を現実にしてしまうよ」と言われました。
その言葉にハッとした私は、「まずは自分を責めるのをやめてみよう」と決めました。
完璧じゃなくてもいいし、できない日があってもいい。
そう思えるようになったとき、不思議と気持ちが軽くなり、今まで避けていたチャンスに自然と挑戦できるようになったのです。

自分責めをやめることは、潜在意識に「私は大切にされていい存在」という新しいメッセージを送ること

② 「叶えたい未来」を細部までイメージした

以前の私は「お金持ちになりたい」「幸せになりたい」といった漠然とした願いを抱いていました。
しかし潜在意識に届くのは、もっと具体的でリアルなイメージです。
あるとき、理想の一日の過ごし方を細部までイメージしてみました。
朝どんな部屋で目覚めるのか、どんな服を着て出かけるのか、誰と笑っているのか。
それをリアルに思い描いたとき、胸がワクワクして「本当にそうなるかもしれない」と感じられたのです。

この「未来の詳細なイメージ」を繰り返すうちに、現実でも似たような出来事が増えてきました。
潜在意識は、はっきりとした映像や感情を伴ったイメージを現実化しやすいのです。

ポイントは「感情を伴った細部のイメージ」
ただ願うよりも「具体的にどんな日常を生きたいか」を思い描くことで、潜在意識が未来を現実に引き寄せ始めます。

③ 「小さな行動」を毎日積み重ねた

最後に大きな変化を生んだのは、「行動」を変えたことです。
以前は「潜在意識さえ変われば、現実も勝手に変わるはず」と思っていました。
でも実際には、潜在意識と行動はセットで現実を動かします。

私は「今日はちょっとだけ片付けをする」「新しい人に挨拶してみる」といった小さな行動を日常に取り入れました。
それは一見すると大きな願いとは関係ないことのように思えましたが、不思議と心が軽くなり、自己肯定感が上がっていったのです。

小さな行動を繰り返すことで、「私は変われる」という証拠が潜在意識に積み重なります。
やがて大きな挑戦にも自然と踏み出せるようになり、現実が大きく動き始めました。

潜在意識の変化は“証拠集め”から

潜在意識を書き換える実践法

潜在意識を書き換える実践法

潜在意識は無意識のプログラムなので、ただ願ったり考えたりするだけでは変わりません。
日常の中で少しずつ「本音」と「行動」を整えることで、自然に新しいプログラムがインストールされていきます。

アファメーションを“魂に届く言葉”に変える

アファメーションとは「私は豊かです」「私は愛されています」など、肯定的な言葉を繰り返す方法です。
私も最初は本で読んだ通りにやっていましたが、効果を感じられませんでした。
理由は、その言葉が自分にしっくりきていなかったからです。

例えば「私は大富豪です」と唱えても、心の奥では「そんなわけない」と突っ込みが入ります。
すると潜在意識は否定の方を信じてしまうのです。
そこで私は「今の生活にも十分ありがたいものがある」「少しずつ豊かさを受け取れるようになってきた」など、自分の心が納得できるレベルの言葉に変えました。

アファメーションは「背伸びしすぎない表現」で、心から感じられる言葉にすることがポイントです。
すると潜在意識は安心してその言葉を受け入れ、現実が少しずつ変わり始めます。

ジャーナリングで感情のブロックを暴く

潜在意識を書き換えるうえで大切なのは、抑え込んでいる本音に気づくことです。
そこで役立つのが「ジャーナリング(自由に書くこと)」です。
ノートに「今感じていること」をありのまま書き出すと、意外な気持ちが浮かび上がってきます。

例えば「お金が欲しい」と思っていても、書いてみると「お金を持つと嫌われそう」「私は努力しないと受け取ってはいけない」といった潜在的なブロックが見えてきます。
この隠れた思い込みこそが、現実を止めている原因だったりします。

ジャーナリングのステップ

  1. 「なぜそう思うの?」と自分に何度も問いかけながら書く。
  2. 出てきた感情や言葉を否定せず、そのまま受け止める。
  3. 最後に「じゃあ本当はどうしたい?」と未来の希望を書いてみる。

こうすることで、潜在意識にあるネガティブな思い込みが少しずつゆるんでいき、現実を変える余白が生まれます。

潜在意識が喜ぶ「環境の整え方」

潜在意識に大きな影響を与えるのは「環境」です。
どんな言葉を浴び、どんな空間に身を置き、どんな人と過ごすか。
それらが無意識の信念に強く刻まれていきます。

私は以前、否定的な言葉をよく口にする人と一緒に過ごしていました。
すると自然と自分も「どうせ無理」と思い込むようになってしまったのです。
逆に、前向きに挑戦している人と関わるようになると「私もやってみよう」という気持ちが芽生え、行動が変わりました。

環境を整える工夫

  • 毎日目に入るスマホの待ち受けを「叶えたい未来のイメージ」にする
  • 心が軽くなる音楽や本を選ぶ
  • 否定的な会話を減らし、応援してくれる人と過ごす

潜在意識は環境からの影響を大きく受けるので、自分を肯定できる空間や人間関係を選ぶことが、現実を変える一番の近道になるのです。

現実化がうまくいかないときのチェックリスト

現実化がうまくいかないときのチェックリスト

「潜在意識を活用しているはずなのに、なかなか現実が変わらない…」と感じるときがあります。
そんなときは、自分の中にある無意識のパターンや思い込みが邪魔をしている可能性があります。

無意識のブロックが働いていないか?

一番多い原因が「無意識のブロック」です。
たとえば「お金が欲しい」と願っていても、心の奥では「お金を持つと人に妬まれる」「お金は苦労しないと得られない」と思っている。
こうした信念があると、潜在意識は「叶えると危険だ」と判断し、無意識にストップをかけてしまいます。

ブロックを見つけるヒント

  • 願いを想像したときにワクワクよりも不安が出てくる
  • 「でも…」「どうせ…」という言葉が浮かぶ
  • 叶ったときの自分を想像すると居心地が悪い

こうした感覚は、ブロックのサインです。
無理に消そうとせず「そう思っている自分がいる」と認めることが、書き換えの第一歩になります。

「頑張りすぎ」で潜在意識が反発していないか?

潜在意識の活用は「努力の量」で決まるものではありません。
むしろ「叶えるために頑張らなきゃ」と力みすぎるほど、「まだ叶っていない」という不足感を強めてしまいます。
その結果、潜在意識は「叶わない現実」を再現し続けるのです。

私もかつて、毎日何時間も瞑想をしたり、アファメーションを義務のように繰り返していました。
しかし現実は動かず、むしろ疲弊して自己否定が強まるばかりでした。

頑張りすぎのサイン

  1. 「これをやらなければ叶わない」と思い込んでいる
  2. やっていて楽しいより「苦しい」が勝っている
  3. 結果が出ないときに「自分はダメだ」と責めてしまう

潜在意識は「自然で心地よい状態」で働きやすいので、楽しめる範囲で取り組むことが大切です。

「本当に望んでいる未来」とズレていないか?

意外と多いのが「望んでいると思っていた未来」と「本当に望んでいる未来」がズレているケースです。
例えば「大企業で出世したい」と願っていても、実は「自由に好きな時間を過ごしたい」というのが本音だったりします。
このズレがあると、潜在意識は迷い続け、現実も停滞してしまうのです。

ズレを見直すための質問

  • もし誰にも評価されなくても、それでも叶えたいと思えるか?
  • その未来を叶えたとき、本当に安心できるか?
  • 叶った未来の自分が楽しそうにしているか?

こうした問いを自分に投げかけることで、本音と願いが一致しているかが分かります。
潜在意識は「本当の願い」には素直に反応するので、ズレをなくすことが現実化の大きな近道になります。

潜在意識×現実化の成功ストーリー

潜在意識×現実化の成功ストーリー

ここまで「なぜ現実が変わらなかったのか」「どうすれば潜在意識を書き換えられるのか」を見てきました。
最後に、私自身や周りの人の体験から「潜在意識が変わると現実もこう動く」という体験談をお話しします。

お金が巡り始めたのは“自己否定”をやめたから

以前の私は「お金が欲しい」と願いながらも、「私は稼ぐ力がない」「人に頼るのはダメ」と心の奥で思い込んでいました。
だからチャンスが来ても「私なんて…」と遠慮して受け取れなかったのです。

あるとき「私は受け取っていい存在だ」と言い聞かせ、自分を責める習慣をやめました。
小さなプレゼントやおごりを素直に受け取るようにしてみたのです。
すると不思議と、臨時収入や新しいお仕事の話が舞い込むようになりました。

お金の現実化ポイント

  • 「稼がなきゃ」より「受け取っていい」に意識を向ける
  • 小さな豊かさを受け入れる練習をする
  • 自己否定をやめると、お金の流れが自然に変わる

恋愛が動いたのは「私は愛される価値がある」と決めた瞬間

恋愛においても、以前の私は「私なんて愛されない」と無意識に思っていました。
そのため、相手に合わせすぎたり、好きな人に対して萎縮したりして、本当の自分を出せなかったのです。

しかしあるとき「私は愛される価値がある」と決め、自分の気持ちを素直に表現するようにしました。
嫌なことは嫌と言い、嬉しいときは素直に感謝を伝える。
それだけで関係性が驚くほどスムーズになり、自然体の私を愛してくれる人が現れました。

恋愛の現実化ポイント

  1. 「愛される価値がある」と自分に許可を出す
  2. 無理に相手に合わせず、自分の気持ちを大切にする
  3. 自然体でいられる関係を選ぶ勇気を持つ

仕事が変わったのは「選ばれる私」をインストールしたから

仕事に関しても、以前は「私にはまだ力が足りない」と思い込み、チャンスが来ても一歩踏み出せませんでした。
その結果、「サポート役」で終わることが多く、自分が主役になることはほとんどありませんでした。

そこで私は「私は選ばれる存在だ」と繰り返し心にインストールしました。
日常の小さな場面でも「選ばれる私」として振る舞うようにしたのです。
例えば、打ち合わせでは意見を控えるのではなく、思ったことをはっきり伝える。
依頼をもらったときは「私でいいんですか?」ではなく「ありがとうございます」と自信を持って受け取る。

すると少しずつ大きな仕事を任されるようになり、気づけば以前よりも収入も環境も大きく変わっていました。

仕事の現実化ポイント

  • 「選ばれる私」という意識を日常で持ち続ける
  • 小さな場面で自信を持って振る舞う
  • 来たチャンスを素直に「ありがとう」と受け取る

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

潜在意識や現実化について学んでいると、誰もが一度は「これってどうなんだろう?」と迷う場面があります。
ここでは特によく聞かれる質問をまとめました。

潜在意識を書き換えるのにどれくらい時間がかかる?

「潜在意識を書き換える」と聞くと、魔法のように一瞬で現実が変わると思われがちですが、実際は人によってペースが違います。
長年の思い込みが強い場合は数ヶ月〜数年かけて少しずつ変わることもありますし、小さな習慣を積み重ねれば数週間で変化を感じられる人もいます。

時間より大切なのは「自分の心地よさを保ちながら続けること」です。
無理に早く変えようとするより、日常で小さな変化を感じて「できてる」と実感を積み重ねる方が潜在意識に届きやすくなります。

ネガティブな感情を持ってはいけない?

よく「ネガティブはダメ」と言われますが、実は逆です。
ネガティブな感情を無理に押し込めると、潜在意識に「私は不安を抱えてはいけない」という新しい制限を刷り込むことになります。

大事なのは、ネガティブを否定するのではなく「今私は不安なんだな」「私は怒っているんだな」と認めてあげることです。
そのうえで「じゃあ私はどうしたい?」と未来に意識を向ければ、感情は自然と落ち着いていきます。
ネガティブは悪者ではなく、潜在意識の本音を教えてくれるサインなのです。

引き寄せの法則と潜在意識の違いは?

引き寄せの法則は「意識を向けたものが現実になる」という考え方。
潜在意識は「心の奥で信じていることが現実をつくる」という仕組みです。
似ている部分もありますが、重要なのは「本音」です。

例えば「理想のパートナーが欲しい」と願っても、潜在意識で「私は愛されない」と思っていれば、そちらが優先されてしまいます。
引き寄せは願望を意識する力、潜在意識はその願望を支える土台。
両方を整えることで現実化は加速するのです。

頑張っても変わらないときはどうすればいい?

潜在意識を書き換えるために色々やっているのに変化がないときは、まず「頑張りすぎていないか」を振り返ってみましょう。
「これをやらないと叶わない」と義務のように続けていると、潜在意識は「まだ叶っていない」という不足感を強化してしまいます。

そんなときは、一度手を止めて「今の自分にとって心地よいこと」を優先してみるのがおすすめです。
散歩をする、好きな本を読む、友人と笑う。
そうした小さな喜びの中に、潜在意識を柔らかく変えていく力があります。

「変わらない」と焦るときこそ、変化の前触れということも多いです。
停滞を恐れず、今できる小さなことに意識を向けてみてください。

まとめ

まとめ

ここまで「潜在意識と現実」の関わりについて、私の体験や実践法を交えながらお話ししてきました。
最初の頃の私は「いい気分でいればいい」と思い込み、願いを書いたり頑張ったりしても現実が動かず苦しんでいました。
でも、潜在意識の仕組みを知り、自分を責める習慣をやめ、小さな行動を積み重ねることで、少しずつ現実は変わっていきました。

今回のポイントを整理すると…

  • 潜在意識は「自動操縦プログラム」。本音や信念が現実に反映される。
  • 「いい気分」だけでは不十分。本音と行動の一致が必要。
  • 自分を責めないことが、潜在意識を書き換える大きな第一歩。
  • 未来を細かくイメージし、小さな行動を続けることで現実は動き出す。
  • 頑張りすぎや願望と本音のズレは、現実化を止める原因になる。

潜在意識の書き換えは、一瞬で劇的に変わるものではありません。
けれども、日々の小さな積み重ねが確実に未来をつくっていきます。
自分の心を大切にしながら、一歩ずつ「なりたい自分」に近づいていきましょう。

潜在意識は、あなたの一番の味方です。
それを信じて行動すれば、必ず現実は変わっていきます。

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この記事を書いた人

こんにちは。こころミューズを運営しているミアです。

「愛されたい」「豊かになりたい」「自分をもっと好きになりたい」——
そんな気持ちを抱くすべての人へ。

このサイトでは、引き寄せの法則や自己肯定感、HSP・繊細さんの心の扱い方、
パワースポット・ウェルビーイングなど、
心が整うことで現実が変わっていく ヒントをお届けしています。

頑張らなくても、自然に願いが叶う
ふわっとゆるやかな心でいつも心が満たされている

そんな生き方を一緒に見つけていけたら嬉しいです。

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